冬の旅 ヴィルヘルム・ミュラー 訳詩:神崎昭伍 ※テキストデータのためウムラウトなどは省略しています。
凍ったしづくが 私の頬から落ちる. 涙を流したのに 気づかなかったのか? 涙よ,私の涙よ, 朝のつめたい露のように, 凍りついてしまうほど, 生ぬるいだけなのか? 胸の泉からは,冬の氷のすべてを とかそうとするかのように, 熱つく燃えたち 湧きたってくるというのに!
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