冬の旅 ヴィルヘルム・ミュラー 訳詩:神崎昭伍 ※テキストデータのためウムラウトなどは省略しています。
嵐がはげしく 大空の灰色の衣を引きさく! ちぎれた雲が暗くあらそい あたりにひるがえる. そして赤い火の輝やきが 雲間をつらぬく. 私はこんな朝を まったく心にかなった朝とよぶ. 私の心は空に みずからの姿が描かれているのを見る. これこそが冬, 冷たく狂暴な冬!
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