冬の旅 ヴィルヘルム・ミュラー 訳詩:神崎昭伍 ※テキストデータのためウムラウトなどは省略しています。
顔に雪が吹きつけると, 私はふるい落とす. 胸の中で心が語ると, 私は明るく元気に歌う. 心が私に語ることを,聞かない, 耳をかきない. 心が私に嘆きかけることを感じはしない. 嘆くのは死者のためだ. 風と嵐とにさからって, 朗らかに世界の中へと進め! 神が地上にいたくないのなら, 私たち自身が神がみだ.
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